Dental Information


Dental veneers: They hold on "tooth and nail"
The Wisdom Tooth by Wynn H. Okuda, D.M.D.

8話 ラミネートベニア:“歯と爪”の関係 ここで質問です。マニキュアと審美歯科に共通していることは何でしょう? 両方とも予約が必要?それとも、爪を噛んだらネイルアーチストにも歯科医にも怒られる? 多分そうかも知れませんが、正解は、ネイルアーチストも歯科医もある共通した技法があるということです。人工爪にはアクリルを使います。人工歯にはベニアを用います。アクリルもベニアも、それぞれ爪と歯に美しさをもたらすために使用されます。また両方とも同じように、材質がくっつきやすいように表面を粗くするといった準備段階があります。その後、爪にはアクリルが塗られ形が整えられていきます。歯に関しては、素材のコンポジットをのせ精緻に削って形成した後、紫外線をあてて重合します。(レーザーによる化学反応応用の接着法)ポーセレンの場合には、前もってラボ(歯科技工室)で作られた素材を患部にあてて紫外線を照射します。 しかし、共通点はここまでです。歯と爪にはとても大きな違いがあるのです。爪にアクリルを塗ったことのある人がよく言うのは、アクリルは爪に厚さをもたらすけれども、その後の取り扱いに気をつけなければいけないということです。たとえば、エレベーターのボタンを押すときには、指の関節を使用することや、電話をかけるときには、鉛筆の消しゴムがついた先でダイアルし、また決して爪でカウンターをたたいたりしないことなど、いろいろ制約があるのが事実です。さらに注意深い人は、爪の上げ下げにまで気をつけるとか。歯科の患者は、その点りんごやとうもろこしの丸かじりでも平気なほど、今までどおりの食事をすることができます。ある調査結果によれば、ポーセレンは自然の歯にぴったりとくっついてなじむので、結果として歯を強化させるということです。 アクリルネイルでは、爪床が炎症をおこすこともあるそうです。アクリルネイルが爪とともに剥がれてしまうと、爪の内側部分が空気に直接ふれて湿気やバイ菌に接してしまいます。気をつけないと深刻な状況にまで悪化してしまう事態もおこります。一方歯の表面に接着するベニアに関しては、剥がれるということはまずありません。ベニア自体が歯に完全に密着しているので、唾液等が内部に浸透することもありません。 また、アクリルネイルとポーセレンベニアでは持続性の違いもあります。アクリルネイルは3週間ごとに手入れが必要ですが、ベニアは何年間も長持ちするように作られています。 ベニア素材としては20年以上もの間、様々な種類のものが使われてきましたが、患者の多くにとってはあまり身近な存在ではないようです。下記に抜粋したのは、患者のみなさんからよく寄せられる質問です。 ● ベニアとは何ですか? ○ ベニアとは健康、機能、そして美を天然歯に取り戻す方法の一つです。プラスティック化合物やポーセレンなどから形成された薄い層でできており、笑ったときに見える前歯に良く使われます。以前は前歯にもクラウンが使われていましたが、歯を削らなければならない面積が多いことから、少ない切削で済むベニアが主に使われるようになりました。 歯科の治療現場での形成でも、ラボで前もって作成したベニアでも、少なくとも2回の通院が必要です。現場形成の場合には、歯科医が直接歯に塗りつけ、かたちを整えていきます。ラボ製のベニアの場合は、歯科医がラボと連絡を取って色や輪郭などを指定します。両方とも目指すゴールは自然な笑顔を作り出すことです。 ● ベニアによってどんな問題を解決できますか? ○ どんな患者でも笑顔の価値は重要です。美しい笑顔に欠かせない白くそろった歯並びを得るために、ベニアは歯の隙間を埋めたり、出っ歯・反っ歯や乱喰い歯を治したりできます。また軽度の虫歯の治療にも使われます。ブリーチングで漂白しきれないほど頑固に汚れた歯でも、ベニアを使えば、真っ白な歯と輝かしい笑顔を取り戻すことができます。ベニアは審美歯科での問題点解決によく使われる手法です。 ● ベニアはどのくらいもちますか? ○ 文頭でちょっと触れましたが、ベニアは数年間もちます。1981年に装着したベニアの事例の追跡調査結果によると、それらの補綴歯の90%以上は今でもぴったり装着されているということです。歯科専門家による定期的な歯のクリーニングと、毎日のブラッシングやフロスを実行する患者の口腔衛生法が、生態歯と補綴歯をできるだけ長持ちさせる重要な秘訣です。 審美歯科医師の多くが、先進的な技術習得と最新の知識を必要としています。せっかく大切なお金と時間をかけるのですから、最高の結果を得るためにも、高水準の技術をもった審美歯科医に見てもらうことをおすすめします。歯科医の技術水準を検討する上で、みなさんにとってわかりやすく比較する方法の一例がベニア補綴法を利用するかどうかです。なぜならベニアは、審美歯科医が少ない抜歯で、すてきな笑顔をデザインするのに理想的な審美歯科方法だからです。





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