Dental Information


Professional maintenance: Essential for keeping teeth
The Wisdom Tooth by Wynn H. Okuda, D.M.D.

13話 定期検診:歯の健康を保とう 先週仕事仲間と患者の虫歯予防について話していて際に得た結論は、「仕事や私生活で忙しすぎて“リ・ケア=再診”など歯の健康を保つ事を忘れている患者さんが多い」と言うことです。これは大問題ですので、今月の記事の題材として使わせていただきます。 車検やオイルチェンジなどのオーバーホールがどんなに愛車の「健康」に大切なのかは、皆さんよくご存じですよね。 オイルチェンジなど格別お金が掛からないような作業でも、たまには面倒くさくなります。そうはいっても定期的にオイルを交換しないと、後で車が故障したりして時間やお金が不必要に掛かることになるのは周知の事実です。歯の健康もそれと同じです。歯の方が人にとっては車より遥かに大事なはずですが、なぜ患者の大半は歯の健康を保つ事の重大さに気づかないのでしょうか。 歯医者へ通うことを何よりも優先し、虫歯や歯茎の病気を予防している方もたしかにいますが、一方歯医者へ行く事自体面倒くさくて、全く検討しようともしない人もいます。次回あなたのかかりつけの歯医者が定期検診の予約のための電話をかけてきたら、必ず検査の大切さを思い出してください。 定期検診の内容: ■ 歯周病の予防 歯周病とは歯茎の炎症により、歯がどんどん抜けていく症状です。通常成人四人の中三人に襲い掛かる怖い病気です。 歯周病は、歯の表面に出来る粘着質の透明な歯垢から歯石に進展して発生します。年をとるにつれて容態は悪化し、病気に掛かりやすくなります。歯みがきをおろそかにすると歯垢は固くなってモルタル状の歯石となり、歯茎にきずをつけ炎症を起します。それを放っておくと歯茎が化膿腐乱してがたがたになり、ついには歯が抜けてしまいます。口息も臭くなり、歯茎から出血しやすくなります。 ■ 歯のクリーニング 定期検診では、患者自身では取りにくい歯石の固まりを、専門の歯科医が取り除いてくれます。歯垢がたまりやすい部分なども指摘してくれ、より効果的な歯磨きの指導も施してくれます。歯茎が炎症をきたしている場合には、その時点で炎症を刺激しない特殊なクリーニングをはじめ、歯茎を元の健康な状態に戻す事を主眼とする治療を行ないます。 ■ 歯石の予防 歯石は子供だけでなく大人になった時点でも問題になりがちです。食べたもの全てが口中で酸化し、健康な歯を襲います。こういった歯への攻撃を防ぐのに役立つ予防法として、毎日の歯磨きの励行、食後のフロッシング、歯列矯正、フッ素治療などが挙げられます。フッ素で歯を磨いてもらうのは、歯垢を予防する効果的な方法です。 ■ 歯根石の予防 歯石=TEETH DECAY の他に、歯根石=ROOT DECAY という新しく発見された病気もあります。 最近では昔と比べてはるかに人々の寿命が延び、歯や歯茎の老化が長寿に追いつけなくなっているようです。歯は年を取るにつれ磨耗され、歯茎も次第に肉質がうすくなります。歯の表面を保護するエナメル質も、年と共に徐々に剥脱して歯根が剥き出しの状態になってしまい、結果として歯根石になりがちなのが現状です。定期検診、歯のクリーニングなどで、このような病気を予防するよう努力しましょう。 ■ 補綴歯の手入れと管理 定期的検査を勧めるもう一つの理由は、金歯、銀歯、ポーセレン、詰め物、入れ歯、差し歯などの歯の補綴物を管理するためです。それぞれの材質によって磨き方や手入れの方法が異なりますので、専門家にやってもらうのが一番です。 歯の定期検診を年二回必ず励行して下さい。車は故障して壊れても買い換える事ができますが、歯はそう行きません。歯は一生の宝物です。大事に扱ってくださいね。





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